foil formula

住吉浜CUP 2019アップウインド大会レポート

2019年11月3日~4日に住吉浜CUP2019アップウインド大会が開催されました。
昨年度まではFOILクラスはエキジビションとしての開催でしたが、本年度より、JWAのアップウインドFOILプロツアーの3戦目(最終戦)となり、FWクラスとFOILアビームクラスも最終戦に。FOIL/FWクラスは22名、FOILアビームクラスは6名のエントリー。
ここまで、6月蒲郡、9月浜名湖といずれも素晴らしいコンディションで戦いましたが、大会中の住吉浜予報は厳しい状況でした。それでも二日目に北西の風が昼過ぎより安定しはじめ、16ノット前後の素晴らしいコンディションでFOIL/FWクラス3レース、FOILアビームクラス1レースが成立し、最終戦は幕を閉じました。

大会初日

曇り~晴、風は西~北西で午前中は不安定でしたが、13時前後より北西風が安定してきて、Z旗(出艇許可)が掲揚。FOIL/FWクラスからのスタートに。ブローは13~14ノットながらかなりガスティで、スタートの段階では7ノット程度まで落ちるコンディションの中、レースを引っ張ったのは数年ぶりにJWAアップウインドサーキットに帰ってきた国枝プロ。しかし2上(2周目の風上マーク)を目指す頃には風速は落ちてきて、キャンセルとなってしまいました。
時間を置いて北西風が吹き戻ってきましたが、ガスティ、シフティになり、1上(1周目の風上マーク)を回航後にキャンセルに。ここでレースを引っ張ったのは関西のアップウインド・ボスの寺前プロ。
初日はレースが成立できませんでしたが、主催である穴見さんの計らいで『洋食屋おわたり』にて懇親会が開催されました。30名弱の懇親会にはバッチリの洋食屋での宴となり、美味しい料理とお酒を頂きました!

大会2日目

北西~北~北東に風向きが変わる微妙な予報。大分方面の予報では北東になってきており、大会成立も厳しいと思われました。実際、朝から北西がガスティながら吹いており、午前中は風軸が安定しないコンディション。午後を回ったところで安定して吹いてきました。
北西風はビーチではオフショアになるので、海上のコンディションは読めない状況。12ノット前後という海上からのアナウンスがあり、半数の選手は最大セイルで出艇。自分はHYPER GRIDE2の10.0で勝負。海上に行くとブローで16ノットの風が吹いており、選手はオーバーセイルの中、第1レースがスタートしました。住吉浜の北西は振れが大きいため、上りのアプローチとコース取りがポイントとなり、このレースでトップを引いたのは山田プロ。最終戦前に練習した通り、死角のない走りで2上にジャストアプローチ(最適なコース取り)してトップに。
バックツーバックでのレースだったので、自分はセールだけをHYPER GRIDE2の9.0にチェンジ。多少ガスティになってきましたが、ブローは強めに吹いているコンディションとなりました。
2レース目にトップを引いたのは、穴見プロ。彼はFOILの第一人者でワールドクラスの実力を持ち合わせており、スピード、ジャイブどれを取っても一級品の選手です。
続けて、時間的に最終レースになると予想された第3レースがスタートしました。ブローは一番強かったような気がします。
自分は第1レース6位と第2レース3位と順位を落とせない状況。ここでもレースを引っ張ったのは、穴見プロ。しかしながら2下(2周目の風下マーク)で山田プロ、国枝プロが先行し、アップウインドの最終レースが終了。自分は4位と何とか持ちこたえました。
続けて、FOILアビームクラスがスタート。穴見プロがぶっちぎりのスピードでフィニッシュ。

レース結果はFOIL/FWクラス山田-穴見-国枝-賀来-井津上-寺前。アップウインド年間ランキングは山田-賀来-井津上-宮川-寺前-香村。
ベストアマは生田、島、3戦を一緒に戦ってきた水嶋が入りました。
FOILアビームクラスでは穴見-山浦-島が入賞。

前回の浜名湖大会までは穴見プロの独走状態でしたが、全体のレベルが上がり戦国時代突入!
個人的にはFWアップウインドから離れていて、FOILの進出によりアップウインドにカムバックする形で3戦を戦え、充実した2019年度ツアーでした。
アップウインド委員長の香村プロの綿密な調整により大成功の1年であったのではないでしょうか。
来季のJWA FOIL・FWプロツアーは2024年のパリオリンピックにIFOILが決まりそうなので、FOILが更に飛躍しそうです。
関係者の皆様大変お疲れ様でした。

JPN28 賀来耕一郎