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浜名湖フリースタイル選手権 2019大会レポート

2019 年度 JWA フリースタイルツア-第 4 戦 浜名湖フリースタイル選手権 2019
⽇程:12 ⽉ 21 ⽇(⼟)、22 ⽇(⽇)
場所:静岡県浜松市浜名湖村櫛海岸
レポート:フリースタイル委員⻑ ⼩林 悠⾺
写真: 杉 佳⼦
映像:⾥村 哲也

⽇本有数のフリースタイルゲレンデ浜名湖

フリースタイル愛好者が集う安定したコンディションに恵まれる村櫛海岸は、フラット海⾯で遠浅な為ビギナーからエキスパートの選⼿まで安⼼して技にトライ出来る環境であり、関東、関⻄どちらからもアクセスしやすいことから、多くのフリースタイラーがスキルアップの為に訪れる、フリースタイルにとっては最⾼のゲレンデです。
選⼿達が⽇々練習を重ね、迎えた今年度最終戦の今⼤会はプロクラス 6 名、スペシャルクラス 3 名、オープン A クラス 9 名、オープン B クラス 5 名、ノンプレスペシャルクラス 6 名、ノンプレオープンクラス 6 名、ノンプレビギナークラス 1 名、U-18チャレンジクラス 1 名の選⼿が参加しました。

⾵に恵まれ公式戦成⽴

初⽇は朝から少し弱いながらも予報に反して⾵に恵まれ、プロクラス、スペシャルクラス、オープンクラスのプレーニングクラスのヒートから始める事ができました。ヒート中は、⾵が弱い中でも浜名湖の特性を利⽤して⾵上をキープしクリーンな⾵を掴み、トリックに持ち込むことができた選⼿は有利に試合を進めていきました。
お昼頃には⼀旦⾵が⽌み、微⾵フリースタイルクラスに変更。微⾵フリースタイルクラスでは遠浅という事もあり次々にトリックを繰り出しやすい環境を⽣かし、バリエーションを多く演技を構成した選⼿が勝ち上がっていきます。お昼を過ぎると再び⾵が吹き始め、⼣⽅までストップする事なく⾵に恵まれ公式戦も成⽴させることができました。

年々レベルが⾼まるノンプレクラス

ノンプレスペシャルクラスは完璧にコントロールし、⾵が弱くても強くても驚異的なバランス⼒で失敗しない杉選⼿が完成度の⾼さとバリエーションの多さで優勝。浜名湖をホームとし、急成⻑中の守屋選⼿が準優勝。そしてフリースタイル委員⻑を務める私、⼩林が3位となりました。

ノンプレオープンクラスでは浜名湖をホームとして練習に励む選⼿の活躍が印象的でした。特に今浜名湖をベースにウインドサーフィンを始め、⼤会初出場で唯⼀ノンプレビギナークラスに出場予定であった牧野選⼿は、ノンプレビギナークラス1⼈のエントリーであったため、オープンクラスへと組み込まれるハプニングも。オープンクラスでの試合となりましたが、初出場でクラスも⼀つ上のクラスになったにも関わらず、安定した演技と失敗の少なさから3位⼊賞。 2位は他の選⼿とは⼀味違うトリックと完成度の⾼さから冨川選⼿が準優勝。そして試合を制したのは浜名湖をホームとし、メキメキ上達している渥美選⼿が優勝。渥美選⼿の失敗の少なさ、技の美しさが今回の勝利につながりました。

⼀通りノンプレクラスの試合が終了すると、⾒計らっていたかのように、また⾵が吹き始め、再びプレーニン グクラスがスタート。

バリエーションがポイントとなったオープン B クラス

オープン B クラスではガスティーな⾵とチョッピーな海⾯によってジャンプトリックが⾮常に難しい中、ジャンプトリックへの挑戦と、その他のトリックとのバリエーションが勝敗を分けました。
このクラスで3位に⼊賞した杉浦選⼿はジャンプトリックへの挑戦とカービング系トリックへの積極的なトライが評価されていました。またジャッジ⽬の前で特にアピールしていた森川選⼿は、ジャンプなどの⾼さ等を評価され2位となりました。そして、バルカンへのトライとジャンプトリック以外のフリースタイルをバランスよくメイクし、優勝を飾ったのは武⽥選⼿。

完成度の⾼さが重要なオープン A クラス

オープン A クラスはジャンプ系トリックの中でもポイントになるバルカン、スポック、グラビー、フラカ、などのトリックの完成度が⾼い選⼿が勝ち上がっていく印象を受けました。特に上記のトリックを安定してメイクできる選⼿は順当に上位に勝ち上がっていきました。⾵がガスティーな中でバルカンをしっかりとメイクし、他のトリックも繰り出していた浜名湖をホームとする市川選⼿が3位。オープン A クラス常連の鶴巻選⼿が⾼さのあるバルカン安定してメイクし2位。そして今年急激に上達を⾒せている橋本選⼿がフラカやバルカンでしっかりと点数を伸ばし優勝しました。

プロへの登⻯⾨スペシャルクラス

繰り出されるトリックのレベルが⾮常に⾼く、完成度も⾼いのがスペシャルクラス。そしてプロを⽬指す選⼿の登⻯⾨にもなっています。今⼤会3位となったのは⾺場選⼿。弱い⾵の中でもしっかりと⾛らせ、バルカン等のトリックをメイクしていました。2位はアンダーコンディションでのトリックの完成度が特に⾼い加藤選⼿。このクラスではシャカなどの⾼難易度トリックも繰り出され、加藤選⼿もヒート中にメイクしていました。そして、ここ最近最も注⽬されている浜名湖をホームとしているルーキー、守屋選⼿が優勝。ホームである浜名湖を熟知し、⾼難易度のシャカなどのトリックを次々とメイクし、ワンハンドなどを駆使して、ポイントをしっかりと稼いでいきました。

グランドファイナルまでもつれ込んだプロ戦

⾵に恵まれた今⼤会はシングルイリミネーションを⾏い、その後ダブルイリミネーションを最後まで⾏うことができました。シングルイリミネーションでは、⼩林が世界でも活躍している杉プロに負け、1位杉プロ、2位⼩林、3位津野プロ、4位⼭本プロ、5位佐藤プロとなりました。
ダブルイリミネーションが始まり佐藤プロが⼭本プロを破り、津野プロとの対戦。しかし、技のバリエーションとトリックの完成度の⾼さで津野プロの勝利。津野プロと⼩林の対戦となりました。津野プロはフラカ 720 やスポックなどをしっかりと決め、点数を重ねていき、⼩林はシャカ、クロなど得意としている⾼難易度のトリックを揃え、難易度の差で⼩林の勝利。⼩林が1位の杉プロとの対戦をする事になりました。杉プロとのファイナルでは杉プロがワンハンドシャカやスイッチチャーチョ、フラカ 720、などをメイクしていき、⼩林はクロ、シャカ、ダブルフラカ、等のトリックを決めていきました。ファイナルでは⼩林が集中⼒を発揮し、差をつけて杉プロを倒し、グランドファイナルへ突⼊。どちらが勝つかは誰もわからない状況で、⼩林はとにかく集中していました。
杉プロはシャカ、ダブルフラカ、ワンハンドファネルなどをメイク、対して⼩林はシャカ、フラカ 720、などのトリックをメイク。ほぼ互⾓ではありましたが、今⼤会で勝利の鍵ともなったトリックがありました。それはクロ。杉選⼿がスタボーサイドでクロにトライしたものの、メイクならず。それを⾒た⼩林はわずかに⾵が⾜りず迷いましたが、強気にクロにトライ。そしてなんとか決めることができたのです。このトリックのメイクによって僅か2点差で⼩林がグランドファイナルを制することとなりました。


最後にスペシャルクラス、オープン A クラス、オープン B クラスのセッションを⾏い、スペシャルクラスは守屋選⼿、オープン A クラスは⻑嶋選⼿、オープン B クラスは杉僚真選⼿が会場を沸かせて優勝です。

セッションスペシャルクラス優勝 守屋拓海選⼿















セッションオープン A クラス優勝 ⻑嶋保博選⼿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セッションオープン B クラス 杉僚真選⼿

表彰

ノンプレビギナークラス ノンプレ U−18 チャレンジクラス

牧野泰治選⼿ 杉僚真選⼿

ノンプレオープンクラス

1 位 渥美佑樹選⼿ 2位 冨川重孝選⼿ 3 位 牧野泰治選⼿ 4 位 杉僚真選⼿

ノンプレスペシャルクラス

1 位 杉匠真選⼿ 2 位 守屋拓海選⼿ 3 位 ⼩林悠⾺ 4位 橋本陸汰選⼿

セッション
 
セッションスペシャルクラス優勝 守屋拓海選⼿
セッション オープン A クラス優勝 ⻑嶋保博選⼿
セッション オープン B クラス優勝 杉僚真選⼿

オープン B クラス

1 位 武⽥知久選⼿ 2位 森川⼒太選⼿ 3 位 杉浦啓史選⼿ 4 位 杉僚真選⼿

オープン A クラス

1 位 橋本陸汰選⼿ 2 位 鶴巻猛選⼿ 3 位 市川孝雄選⼿ 4位 倉持星也選⼿

スペシャルクラス

1 位 守屋拓海選⼿ 2 位 加藤友隆選⼿ 3 位 ⾺場信⾏選⼿

プロクラス

1 位 ⼩林悠⾺ 2 位 杉匠真プロ 3 位 津野健介プロ

主催
特定⾮営利活動法⼈⽇本ウインドサーフィン協会(JWA)
御協賛各社
WINDS171 / WINDVILLAGE / 株式会社マイルストン / 株式会社ウインドサーフィンジャパ ン / スターボードジャパン株式会社 / 株式会社モビーディック / シュリロトレーディングカンパ ニーリミテッド / 株式会社 ONʼS COMPANY /


写真 ⼤会の写真 12 ⽉ 21 ⽇ URL  

⼤会の写真 12 ⽉ 22 ⽇ URL 
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謝辞

フリースタイル委員⻑が私、⼩林悠⾺に代わり、JWA フリースタイルツアーを1年間運営させていただきました。なんとか4戦中3戦で⾵が吹き成⽴させることができました。今⼤会は、地元ウインドサーフィンショップWINDS171守屋様を始め、地元スクールの WINDVILLAGE 様、そのほかご協賛いただいたメーカー様各社のご協⼒のもと、フリースタイルを盛り上げようとご好意で⼤会に協⼒していただき開催できております。また⼤会スタッフの⽅々にも様々な⾯でフリースタイルを盛り上げようとご協⼒いただき、お忙しい中サポートいただいております。⾮常に感謝しております。
そして、何よりも⼤会に参加していただいた選⼿の皆様のお陰で⼤会を⾏うことができております。今後、より参加者の皆様が参加して良かった、と満⾜できるような⼤会、イベントにしていけるようフリースタイル委員会⼀同努⼒して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

JWA フリースタイル委員会
委員⻑ ⼩林悠⾺